Code Courier(コードクーリエ)
秘密情報を「預からない」暗号共有サービス。
パスワード・APIキー・認証情報・機密メモなど、重要な情報を安全に共有するために姫野 心(Shin Himeno)によって開発された、ブラウザ完結型の暗号データ共有サービスです。
Code Courierは、送信前にお使いのブラウザで暗号化を行う「クライアントサイド暗号化」を採用しています。
そのため、株式会社ココログループを含め、サーバ運営者が内容を閲覧・復号できない設計となっています。
Architecture
Zero-Knowledge Architecture
私たちは、暗号化前のデータを保持しません。
Code Courierでは、入力された内容はブラウザ内で暗号化されてから送信されます。
サーバへ送られるのは暗号化されたデータのみであり、以下の情報をサーバ側で保存・取得することは一切ありません。
データを見ることができない設計だからこそ、お客様の秘密をお預かりしません。
Key Management
Out-of-Band鍵配送という考え方
暗号データと鍵を別々の経路で管理します。
Code Courierは「データ」と「鍵」を分離して共有することを前提としています。
暗号化されたデータの共有
ブラウザで暗号化されたデータ(文脈)を Code Courier を通じて共有します。このデータ単体では誰も復号できません。
復号パスワードの伝達
電話・SMS・対面・別チャットツールなど、経路Aとは異なる通信手段で復号パスワードを相手に伝達します。
万が一、片方の通信経路が漏えいしても、それだけでは情報を復号することはできません。
従来のPPAP(ZIP+同じメールでパスワード送信)の課題を改善する実践的な方法として注目されています。
Security Overview
技術仕様
| 項目 | Code Courier |
|---|---|
| 暗号化方式 | クライアントサイド暗号化(Browser Encryption) |
| 通信 | TLS / HTTPS |
| データ保存 | 暗号文のみ保存 |
| 復号鍵 | サーバ保存なし |
| 復号処理 | 利用者ブラウザ内のみ |
| 運営者による閲覧 | 不可(設計上復号不可) |
暗号化・復号処理はWebブラウザ上で完結します。
サーバは暗号化されたデータを一時的に保持するだけであり、復号に必要な情報を保持しません。
Target Information
Code Courier が守る情報
以下のような重要情報の共有を想定しています。
Security Philosophy
「預からない」というセキュリティ。
一般的なファイル共有サービスでは、サービス提供者が復号可能な状態でデータを扱うケースがあります。
Code Courierでは考え方が異なります。閲覧権限そのものを持たない設計を採用することで、以下の実現を目指しています。
Academic Paper
セキュリティ評価について
Code Courierの設計思想およびOut-of-Band鍵配送モデルについて、客観的な技術評価・考察をまとめた論文を公開しています。
『Code Courier事例に見る Out-of-Band鍵配送の有効性とセキュリティ評価』
著:姫野 心(株式会社ココログループ代表取締役)
本論文では、以下の項目について技術的観点から解説・検証を行っています。
Live Demo
ブラウザ暗号化を体験する
暗号文の復元(ブラウザ内復号)
上でコピーした暗号文とパスワードを入力し、ブラウザ内で平文に戻るか検証できます。
実際のデータ送信や、弊社担当者への安全な機密送信はこちらをご利用ください。
暗号文作成・送信システム(専用フォーム)へ移動する ➔Important Notice
ご利用上の注意
Code Courierは高い機密性を実現するため、復号パスワードを保持しません。そのため、以下の点にご留意ください。
- 復号パスワードを忘れた場合の復元はできません。
- パスワードは送信相手へ別経路(電話・SMS・別チャット等)で安全に共有してください。
- 重要な情報には十分に強度の高いパスワードをご利用ください。
※ これはサービスの制限ではなく、「運営者でも復号できない」という設計を維持するための仕様です。
株式会社ココログループは、Webシステム・クラウド運用・サーバ保守を行う企業として、「情報を預かりすぎない設計」を重視しています。Code Courierは、その考え方を実装したセキュアな情報共有サービスです。
